『生涯現役?』             

 『私ども税理士という仕事には定年退職というものが特にはなく(もちろん各事務所や法

人において定年制を導入しているところもありますが)廃業する意思を税理士会に届けな

い限り、何歳になっても仕事を続けることができます。新しいお客様に過去の資料を見せ

てもらう機会があり、資料を確認していると手書きの集計表や申告書が出てきました。お

聞きすると80歳を超える先生に顧問をしていただいていたとか。また、別のお客様で80代

の所長先生と70代の担当者にお願いされていたところもありました。

  私の父は今年が年男で72歳になりますが、今でも会社勤めを続けています。「会社で

一番の年長者だから恥ずかしい」と言いながら毎日出勤しています。50年近くも同じ会社

で勤められることはとても幸せなことだと思います。周りの方の配慮に感謝しています。

  同じ仕事、同じ会社、同じ組織で働き続けること、職種や会社を変えてステップアップ

していくこと、働き方や生き方は人それぞれです。私自身、何歳まで働くのか、どのように

生きていくのかを諸先輩方の生き方を見せていただきながら考えています。

  税理士の世界では電子申告、税制改正、時代の動きに合わせて業務の流れも変化し

ていきます。その変化に対応できなくなったときが引退の時期だと思っています。定年制

が無ければ、自分で引退の時期を決めなければいけません。しかしお客様の事業は私た

ちの引退の時期とは無関係です。皆さまのお手伝いを続けるために大切なのは後継者の

育成です。皆さまにとっても「事業承継」は大きな課題だと思います。会社経営、事業をさ

れている方はもちろんのこと、“相続”という形で大切な家や資産を承継される方にとって

も重要なテーマです。相続事業承継について何かありましたらぜひご相談下さい。