『人間のプロになるという使命』            

 『人は皆、生まれたときから人間のプロになるという使命を担っている。感謝と思いや

  り。こうしたことを身につけることが人間のプロになるためには大事だ。』
                     〜 プロゴルファー 杉浦輝雄(PHP2008年1月号)〜

  昨年の流行語にもなった“ハニカミ王子”。近頃では男女を問わず若いゴルファー達

が活躍するようになりました。その中で1937年生まれのプロゴルファー杉浦輝雄の言

葉には重みを感じます。

  彼は通算63勝をあげましたが、その裏には数十倍の負けがありました。どんなスポ

ーツでも優勝できるのは、たった1人(1チーム)だけで、それ以外は皆負けということ

になります。スポーツも人生も負ける方が多いというわけです。

  『ほとんどの選手は負け続けるわけだ。その圧倒的な負けをどうとらえるか。負けた

ことをしっかりと自らが受け止め、いかに次に繋げていくか。ゴルフも人生も、そこにこそ

人間としての真髄があるのではないだろうか。そして、圧倒的な負けと向き合えた者だ

けに神様は一つの運を与えてくれる。ミスショットをフェアウェイへと戻してくれる。私は

そう信じている。』

  中学卒業後ゴルフを始め68歳で世界最年長予選通過記録を樹立し、ゴルフの世界

で素晴らしいプロとなった彼は『まだまだ人間のプロになっていないかもしれない』と言

います。

 私たちは“税金のプロになる”努力は日々怠ってはおりませんが、“人間のプロになる”

努力はどうでしょう・・・。年始にあたり自らの人生を振り返り、圧倒的な負けと向き合って

そして、前へ前へと進んでいこうと思います。今年も私たちは力の限り皆さまのお手伝い

をさせていただきます。

 本年が皆さまにとって素晴らしい一年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。